今回のレポートはレースレポートとは別に、春の舞洲TTと秋の舞洲TTで4秒ベスト更新をしたので、春と秋とのコースコンディションや装備の差、そして各ストレートの最高速度を比較してみた。
↓こちら舞洲TT、クリテのレースレポートです
https://kosukeomori1120.hatenablog.com/entry/2021/09/05/180216
[コース説明]
全2kmのコース
180°のコーナーが3個、緩いコーナーが2個のインターバルコース。また長くて400m弱の直線もあるため巡航力も試されるコース。
まず検証結果から
・空力が春の舞洲から少し良くなった
・全ストレートで春の舞洲よりも秋の舞洲の方が、最高速度が出ている
・後半まで体力が持つか持たないかでとても変わる
[タイム]
春の舞洲→2.59.97
秋の舞洲→2.55.13
[機材]
フレーム Cannondale SuperSix EVO
ホイール マビック コスミックカーボン
コンポ 105 フロント52-36 リア14-28(Jギア)
DHバーをつける。
機材は春、秋とも全く変わっていないが、秋の舞洲では引き足を重視するため1cmほどサドルを上げている。そして、ボトルゲージもコンマ1秒の差で順位が決まるため外した。
[コースコンディション]
春の舞洲
・気温 28度
・天候 晴れ
・風 東風
スタート時、向かい風
秋の舞洲
・気温 26度
・天候 雨(出走時曇り)
・風 西風
スタート時、追い風
春の舞洲の方が、コースコンディションはよい。
秋の舞洲ではコーナーを攻めない作戦に出た。落車でもしてしまったら全てが終わってしまう。
※第1コーナーの速度
春の舞洲 20km/h
秋の舞洲 18km/h
[装備]
春の舞洲
・LAZARのノーマルヘルメット
・パールイズミのBMジャージ
・MATRIXのサイクルソックス
秋の舞洲
・井狩さんから借りたKASKのエアロヘルメット
・パールイズミのワンピースBMジャージ
・Giroのサイクルソックス
空力は秋の舞洲の方がよい
[出走]
ストレートごとの最高速度を比較してみた
・第1ストレート
春の舞洲 43.34km/h
秋の舞洲 47.8km/h
早速最初のストレートで4km/hの差が出ている
秋の舞洲では入りがとても良かった
ちなみに、ここのストレートは若干下り基調のため軽く回しても速度がある程度でる。
・第2ストレート
春の舞洲 46.18km/h
秋の舞洲 47km/h
最高速は1km/h弱とほぼほぼ同じ
・第3ストレート
春の舞洲 44.85km/h
秋の舞洲 45.64km/h
ここも第2ストレート同様あまり速度は変わらないが、春の舞洲では45km/hを下回ってしまう。
ここは緩いコーナーからのストレートのため速度がある程度乗っている。秋の舞洲ではペダリングに気をつけ、足を少し休める形で回した。
・第4ストレート
春の舞洲 45.11km/h
秋の舞洲 46.18km/h
ここでもまだあまり垂れていない。
秋の舞洲ではここまでずっと45km/h後半で入れている。
・第5ストレート
春の舞洲 40.2km/h
秋の舞洲 43.92km/h
ここがタイム更新のカギだと思う。春の舞洲と秋の舞洲でおおよそ4km/h差が出てしまう。
・最終ストレート
春の舞洲 44.42km/h
秋の舞洲 49.42km/h
ここで最後の力を振り絞る!
秋の方が足にまだ余裕があったのか、50km/h近いスピードを出してゴール。
[検証結果]
最初にも書いたが…
・空力が春の舞洲から少し良くなった
・全ストレートで春の舞洲よりも秋の舞洲の方が、最高速度が出ている
・後半まで体力が持つか持たないかでとても変わる
春よりもコンディションを合わせられたし、インターバルや3分走などの強化もしたため4秒更新に繋がったのだと思う。
[次回に向けて]
各ストレートの速度を48km/hぐらいで走り切ったらまた4秒前後は上がるだろう。そして、秋の舞洲ではウェットだったため、ドライになったらコーナーもしっかり攻めらたらタイムに繋がると思う。
来年も舞洲でTTがあれば、出場したい。
運転をしてくれた3人の先輩方には本当に感謝しています。またよろしくお願いします🤲