高石杯 高校生の部
今シーズン最後のロードレースであり、今シーズンの最大目標だったレース。目指すは全日本選手権の出場権獲得!
[目標]
10位以内(スプリントに持ち込んだら優勝)
[コンディション]
絶好調→心拍が180以上でも普通に喋ってられるほど
[機材]
フレーム Cannondale SuperSix EVO
ホイール マビック コスミックカーボン
コンポ 105 フロント52-36 リア14-28(Jギア)
空気圧 フロント5.5bar リア5.5bar
[結果]
115人中6位
集団2着でなんとか全日本資格は取れた
[内容]
まず、高石杯とは他でいうスポーツの関東大会みたいなもので上位10人は全国大会にいけるみたいな感じの仕組みである。
今回はいつものJBCFのレースと違い、入場時間がいつもより2時間ほど遅かったため、あまり朝早く起きなくても大丈夫だった。そのためしっかり寝れて心拍の状態はかなりいいと思う。
会場に着いてからはエリートで走ってる横矢さんのレースを何周か見た後、知り合いの先輩などと雑談しながら自分のレースを待っていた。そして1時間前からアップを開始した5分軽く回し、5分かけて心拍を190辺りまであげる。ここで睡眠がしっかり取れていたおかげか心拍が190いってもあまりキツいと感じなかった。
そして、アップが終わったあとチームメイトの横矢さんがプロのいる中で3位入賞という好成績だった。するとレース後の横矢さんから「俺はデカ盛りになったんだから、お前もデカ盛りになれよ」とガッツを入れられた(笑)
スタート位置に着く、このレースは高体連がほとんどでいつも戦ったことがない選手と戦うことになった。いつも通り気軽な気持ちで出走時間を待つ。
スタートを切られ、レース開始。
まず、マークする選手は深沢高校の関口選手やP×Aの藤本選手など。
やはりマークしていた選手がとても積極的に動いてる印象。また、下りのカーブの前でスピードを上げ下り切ったところで中切れを起こさせようとする動きが見られた。私的にはあまり逃げには乗らないで、集団スプリントでゴールが理想図だったため、逃げては他の選手と協力して逃げを吸収するなどしていた。4周目か5周目辺りで明らかに行かせてしまってはいけない逃げができそうだったので全力で引く。結果脚を使うことになったが、なんとかホームストレートで吸収できた。この後の下りで脚を回復していたが、この時すでに脚が攣りかけていた。
6周目に入るとあまり積極的な選手は見られず、穏やかなペースになった。自転車に乗りながら足を伸ばすなどをした。
7周目では、心臓破りでマークしていた選手など4人がアタック。脚も結構使っていたためみるみる離れていく、集団が完全に諦めムードだったので盛り上げていこうと思い「逃げ行っちゃうよー追いかけよー」などと声掛けをした。すると練習仲間の荒木やとぅさんなどが乗ってくれて、テンションあげあげ8周目に突入。
しかしこの2人と他多数の選手しかローテーションに回ってくれなかったため、集団はまたペースダウン。バイクから40秒差と聞いて、逃げは容認して残り6枠の全日本資格を取ることに切り替えた。レースを動かしていた選手がいなくなったため、ペースは全然キツくない。ただまだ逃げに単独で追いつきたい選手がいたからか心臓破りはハイペースで駆け上がる。攣りそうでとてもキツかったが、ポジションは絶対下げないと自分に言い聞かせた。
最終周回に突入し、またハイペースのレースに戻る。アップダウン区間で逃げを試みる選手は多数いたが全部吸収され、集団で心臓破りに突入した。心臓破りでは中切れ防止のため5番手あたりで周りのペースに合わせ踏んでいたが、ここが特にキツかった。そして登りきって、下りに入るとポジション争いが勃発し、結構危険な状態だった。ゴール前は集団は縦に広い状態。その中でも私は2列目にいたためなかなか動けなかった。すると、ちょうど私の前の選手がスプリントを開始したため、少し抜け出したタイミングで一気にスプリントをかける。結果的に集団2着で、6位だったので無事全日本資格を獲得することができた。
[収穫]
逃げを潰したり、自分の作戦で動いたりできてたのでよかった。
ボトルの水を丁度なくなるぐらいに飲めたのでよかった。
最大目標だった全日本資格を取れてよかった。
[反省]
マークしていた選手を行かせてしまった。次からはその逃げに乗ったり、潰したりして自分の勝ちパターンに持ち込みたい。
心臓破りをほとんどアウターで登っていたのが、攣る原因だったのだと思う。次からはしっかりインナーとアウターを使い分ける。
ロードシーズンをこのようないいシメ方をしたのでとてもよかった!
今年のロード班は私と横矢さんだけだったが、来年はロード班の人数が増えそうなので来年はみんな暴れに行きたい!