全日本選手権 ジュニア
もっと暑い日がある。ここでへばっていては美山では生きていけない。
京都で行われた全日本選手権のレースレポートでやす〜
photo by あきひこさん、ヨコヤン、父
[目標]
20位以内
スプリントになったらトップ10
[結果]
126人中31位
完走者は全体の1/3
[機材]
アーニャ号 BMC SLR
ホイール roval cl50
タイヤ GP5000 前後6.0bar
ギア FD 52-36 RD 14-30
今回こだわりのポイントがスプロケットを14-30にしたことである。アルテグラのスプロケットは軽めの3枚がまとまっており、変速が若干鈍くなるが23-25-28から24-27-30に変更することが可能である。
このような理由にしたのは、コース唯一の坂である九鬼々坂でインナーに入れたくなかったためである。結果的にメカトラもなく、インナーに1回も入れずレースを終わらせることができた。
[内容]
1日目(6/24)
11:00頃、家族で京都に向けて出発。ハハ、チチありがとう。
車の中では、いちおテスト前なので暗記系の勉強をするか、集中力が切れたらアニメを見ていたりしていた。
「ヒロインたるもの」の最終話!
エンディングが最高だった。。。
京都に到着したのは20:00頃。チェックインした後にホテルのラウンジがあったため、抹茶を入れて私の燃料補給。
これにて1日目は終了。
2日目(6/25)
この日は試走と受付のために美山に向かった。
試走は翔太と悠太と鳥海弟と4人で試走しに行った。
私は1時間ほど走りたかったので、翔太と共に30km走った。感触はあんまり良くない。暑さでバテていたのもあるだろう。
試走して思ったのは
・落車スポット結構ある
・登りキツくね?(私目線)
・下りの道が終わってる
・暑い!
狭いコーナーが何個もあるから落車が多そうだなというのが第一印象。登りは緩斜面って聞いてたのに思ったより斜度がキツイ。下りは道が悪い上に、途中道が削れており、試走で3周するうちにどこが安全なコース取りなのか何度か確認して下った。そしてなんといっても暑い!
着替えた後に、受付を済ませた。その後に監督会議があるため、千葉県の選手同士で集まった。千葉県を代表してくださった室伏君のお父様には感謝でしかない。監督会議終了後は補給が3周回目からできるなど、会議の内容を監督と選手で共有した。
広島でU23のレースをしていた、チームメイトのヨコヤンが私のサポートをしてくださるため、一旦京都駅に戻り合流する。
その後はその日宿泊する美山の宿に移動する。その日泊まった宿のおばあちゃんがとても親切で、レース1日前にとても心が温まった。
3日目(6/26)
ついにレース当日である。
うぅ眠い。。
6:15に起き、朝食を食べ7:00頃に宿を後にした。この宿に泊まっていた出場選手の客は6:00ごろにチェックアウトしていたらしく、ヒヤヒヤしながら会場に駐車場に向かう。
会場に着くと案外駐車場が空いており、安心した。
ここからレースレポートである。
[レースレポート]
前回の弥彦ロードレースの反省をいかし80分前にアップを開始して、40分前にバイクチェックを済ませ関口とともに並ぶ。今回はシード権選手以外で一番前を取れた!
10:40丁度にレースがスタート緩めなペースでレースは開始。マークする選手はゼッケン1-11の選手。特に1番の藤村選手は絶対に行かせてはいけない。
坂まではあまり展開はなく、坂に入った瞬間一気にペースが上がる。あぁ坂だけ上がるパターンかぁ〜と思いながらペダルを回す。登りは30Tを入れているため脚もあまり使わず案外楽にこなせた。下りはうまい選手についていき、極力空気抵抗をなくすため、エアロポジションをとり下っていく。その後も登りだけ上がる展開でどんどん進んでいき、4周目あたりに入ったところで立命館の選手が1分近くの差で逃げる。流石にまずいと思ったのでローテに加わろうと思い前方に位置を上げてみたが、ローテ要求しても誰も回ってくれない。やっと回ってくれた人もすぐにローテ要求したが、次の人も回ってくれない。呆れて、少し踏んで前に行ってペースを上げようと思ったが、集団はついてこない。これじゃあやばいと思い1人でブリッジを試みる。すると八王子の落合選手も来てくれたので2人で目指す。すると集団はいい感じのペースで追いかけてくる。何したいか良くわからなかったため、落合選手とはボトル補給したいからボトル補給まで逃げようと話し合った。
ここでボトル補給の話になるが、私自身高速でのボトル受け取りが苦手なため、両手を離しドッジボールを受け取るかのようにボトルを受け取った。
↑こんな感じ
坂手前で集団に追いつかれた。そのタイミングでSBCの山口選手がアタックしたので本当にキツイ。なんとか千切れず登り切れたが、ここでもう脚が死にかけていた。ポジションを後ろになってしまったため、ストレートの下りで一気に番手を上げる。タイミングが合えば後ろからでも先頭にはすぐにポジションを,上げることができるのでこの作戦で周回をこなすことにした。
残り2周あたりで集団は1つになった。人数は40人ほど。脚はじわじわときているが、最後の1周の登りで確実にペースが上がると思ったため、全力で脚を溜める努力をする。スプリントになったら勝負できると思ったため、位置取りなども考えながら走った。
ラスト1周に入る集団は牽制しており、平坦ではなかなかペースが上がらない。最後まで残れると思ったが最後の登りで攣ってしまい千切れてしまった。
先頭から少し遅れ31位でゴール。悔しい!
[反省]
全日本で冷静に動けたのが今回の+点。ほんの少しだったが、全日本でブリッジをかけるために動いたことはよかったと思う。
一方、−点はボトル補給の練習をすることや、攣りやすい体質なのか本当によく攣る。その対策をしてきたつもりだが、もう少し考えなければならないなと思った。
登りがまだ苦手意識があるため、チームメイトのヨコヤンに引きづら練してもらおう!
SBCの山口選手はレースを積極的に展開していた上に、集団スプリントで3位も取っていたため本当に強いと思った。おめでとう!
競技歴1年でこのステージまでこれたのは自分でも誇りに思うが、同世代の中ではこれが今の現状。
来年はもっと強くなってこの舞台でまた戦いと思う。
[番外編]
4日目
ヨコヤンと関口と京都巡り!
平日だったからか、人はそれほどいなかったためどの写真も綺麗に撮れた!京都はやっぱり好きや〜
京都と言ったら抹茶だよな!
もう全日本終わったしなんも気にしないで食べられた
色んな意味で充実した全日本遠征になった
これにて今回のレポートは終了!
それではおおきに〜